渡部暁まさか失格 予想以上の体重減で

[ 2013年1月14日 06:00 ]

ノルディックスキー W杯複合

(1月13日 フランス・ショヌーブ)
 13日、2人一組による団体第3戦(スプリント)を行い、渡部善斗(早大)と永井秀昭(岐阜日野自動車)の日本Bは12位だった。優勝はティノ・エデルマンとエリック・フレンツェルが組んだドイツA。日本Bは前半飛躍(HS118メートル、K点106メートル)で3位につけたが、後半距離(15キロ)で順位を落とした。渡部暁斗(北野建設)と湊祐介(東京美装)の日本Aは渡部暁が飛躍で失格して得点なしとなったため、後半距離を棄権した。チームによると、渡部暁は使用したスキーの長さに対して体重が規定より軽かった。

 渡部暁は前半飛躍で使ったスキーが規定違反で失格。予想以上の体重減が原因で「何で700グラムも減ったか分からない。いつもは減っても300グラムぐらいで、水を飲めば大丈夫なんですけど…」と反省した。極端な減量を避けるため、国際スキー連盟(FIS)はジャンプ板の長さに身長と体重を関連させる。例えば1メートル80の選手が261センチの板を使う場合、スーツと靴を含めて68・0キロ以上が必要になる。

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2013年1月14日のニュース