「ランの法大」か「パスの関学大」か 甲子園ボウル NHKBS1で生中継

[ 2012年12月14日 07:37 ]

甲子園球場での練習で軽快な動きを見せる関学大の選手

 アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝「第67回甲子園ボウル」が16日、甲子園球場で行われる。

 2年連続25度目の優勝を目指す関学大(関西)と6年ぶり6度目の栄冠を狙う法大(関東B)が激突。両チームとも2日に東京・味の素スタジアムなどで行われた東西の代表決定戦では、法大が前半で着実に得点を重ね、東北大(東北)に41―6で快勝。関学大は攻撃陣が爆発し、68―7で名城大(東海)を圧倒した。

 「ランの法大」「パスの関学大」という伝統は健在の両校だが、攻撃のキーマンとして、法大の青木監督はRB笹尾を、関学大の鳥内監督はQB畑を挙げている。

 関学大のバランスのいい攻撃を、法大の守備陣がどうしのぐかがゲームの見どころ。関学大と法大の顔合わせは7度目だが、過去6試合は法大の3勝2敗1分け。関学大DLの梶原主将は「1プレー目が勝負」とゲームのポイントを指摘している。

 NHKBS1では16日午後1時から、坂井征人・関西大監督を解説に甲子園から生中継。副音声では輿亮・富士通フロンティアーズ副部長が、初めてアメリカン・フットボールを見る人でもわかりやすいようにルールを解説する。

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2012年12月14日のニュース