山口 五輪王者相手に1位通過 次は北島の記録更新に挑む

[ 2012年12月14日 21:37 ]

世界短水路選手権第3日

(12月14日 トルコ・イスタンブール)
 五輪王者と初の直接対決がいきなり実現した。男子200メートル平泳ぎ予選の最終組。山口は隣のコースのジュルタをマークして泳ぎ、終盤逆転して自らの高校記録を1秒07更新した。もくろみ通りのレースで、全体1位で決勝に進んだ。

 「彼も僕を見て、僕も彼を見て泳いでいた」と強く意識した。前日の100メートル決勝に比べて体を伸ばす大きな泳ぎの感覚が戻った。中盤にペースダウンしたジュルタに対して平均的に好ラップを刻んだ。

 決勝では北島康介(日本コカ・コーラ)が持つ短水路日本記録にも挑む。18歳の若武者は「日本新を出し、金メダルを持って帰りたい」と豪語した。(共同)

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2012年12月14日のニュース