谷口、苦戦も「最低限の仕事」で首位キープ

[ 2012年5月13日 06:00 ]

首位キープでホールアウトする谷口(中央)

男子ゴルフツアー 日本プロ選手権日清カップヌードル杯第3日

(5月12日 栃木県那須烏山市 烏山城カントリークラブ=7193ヤード、パー72)
 しぶとく首位を守った谷口は「最低限の仕事はやれた。首位で終われたからね」と納得の表情だった。

 「難しいのは自分だけじゃない」と苦戦を覚悟してスタート。それでも風の強さとグリーンの硬さは予想以上で、「ロング以外はパー狙いでいこう」と安全策を取っても6ボギーを叩くほどだった。一時は深堀に首位を明け渡したが、終盤の16番パー3では「値千金」のバーディーを奪って2位に2打差をつけた。前日まで不調を訴えていたスイングの感触も良くなりつつあり、狙うは2年ぶりのメジャー4勝目。「まだ2打ハンデがあるだけ。気を緩めているヒマはない」といつもは冗舌な谷口が珍しく声を抑えて語った。

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2012年5月13日のニュース