星、寺川、日本新で五輪 加藤も代表入り

[ 2012年4月5日 20:56 ]

女子200メートル個人メドレーで優勝し、五輪代表入りを決めてガッツポーズの加藤和

 競泳のロンドン五輪代表選考会を兼ねた日本選手権第4日は5日、東京辰巳国際水泳場で行われ、女子200メートルバタフライは早大4年の星奈津美(スウィン大教)が自身の日本記録を1秒22も更新する2分4秒69で圧勝し、五輪派遣標準記録を突破し2大会連続の代表を決めた。星は4位だった昨年の世界選手権の優勝タイムを上回った。

 女子100メートル背泳ぎは27歳の寺川綾(ミズノ)が59秒10の日本新で勝ち、2004年アテネ五輪以来2大会ぶりの代表になったが、1分0秒50で2位の酒井志穂(ブリヂストン)は派遣標準に0秒02届かなかった。同200メートル個人メドレーを2分11秒79で制した山梨学院大4年の加藤和も代表入りした。

 男子200メートル平泳ぎ準決勝は立石諒(NECグリーン)が2分9秒02の全体トップ、北島康介(日本コカ・コーラ)が0秒23差の2位で6日の決勝に進んだ。同200メートルバタフライ準決勝は松田丈志(コスモス薬品)が1分54秒19でトップ通過した。

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