松山にプレーヤー「ダイジョブ ガンバッテ」

[ 2012年4月5日 06:00 ]

ゲーリー・プレーヤー(中央)から激励を受けた松山英樹(左)、右は阿部靖彦監督

USPGAツアー マスターズ

(4月5日 米ジョージア州 オーガスタ・ナショナルGC)
 松山がゲーリー・プレーヤー(76=南アフリカ)と初対面して激励を受けた。コースから帰るために駐車場にいると、黒のレンジローバーに乗ったプレーヤーが「元気デスカー?」とタイミングよく登場。昨年11月に関係者を通じて「厳しく練習して自分を信じなさい」「頑張って」「忍耐」と書かれた色紙を受け取っており、すぐさま駆け寄って感謝の言葉を伝えた。

 マスターズ優勝3回、52回連続出場の大会記録を持ち、今大会からはA・パーマー、J・ニクラウスと名誉スターターを務める“南アの黒ヒョウ”。マスターズの歴史そのものと言える選手から「ダイジョブ、ダイジョブ。ガンバッテ」と背中を押された松山は自然と表情が緩んだ。

 予選ラウンドでも同伴競技者は大ベテランのトム・ワトソン(62=米国)とジョンソン・ワグナー(32=米国)に決まった。「ワトソンは世界のトッププレーヤーなので学ぶことはたくさんあると思う。でも自分が特別に変わることはない」と自然体を貫いて、マスターズ優勝2回の大御所の胸を借りる。

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2012年4月5日のニュース