2位松島も派遣標準突破 選手と薬学部学生の文武両道

[ 2012年4月5日 06:00 ]

女子100メートル平泳ぎでともに五輪切符を手にした松島(左)と抱き合う鈴木

競泳ロンドン五輪代表選考会兼日本選手権第3日

(4月4日 東京辰巳国際水泳場)
 女子100メートル平泳ぎで鈴木に続いてゴールした松島も派遣標準を突破し、初の五輪出場が決定。3位の川辺との差は0秒02で「掲示板を見たとき、全身の力が抜けた」と声を震わせた。

 日大薬学部の4年生で「選手としての夢は五輪だけど、学生としての夢は薬剤師」という文武両道がモットー。大学での勉強を友人にサポートしてもらいながら、一つの夢をつかんだ21歳は「五輪本番では鈴木さんに勝ちたい」と力強かった。

 ◆松島 美菜(まつしま・みな)11年ユニバーシアード代表。日大4年、セントラルスポーツ。1メートル66、56キロ。21歳。千葉県出身。

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2012年4月5日のニュース