五輪へ新体操団体試技会 田中主将「メダルが目標」

[ 2012年3月23日 20:22 ]

試技会で演技する新体操日本代表の(手前から)松原、田中、遠藤、畠山、サイード横田

 ロンドン五輪に出場する新体操団体の日本代表が23日、東京都北区の国立スポーツ科学センター(JISS)で試技会を公開し、招待されたシンクロナイズドスイミングの日本代表や車いすテニス男子の国枝慎吾(ユニクロ)ら大勢の観客を前にボールとリボン・フープの新演目を披露した。

 2008年北京五輪は予選10位で決勝進出を逃したが、昨年の世界選手権では5位と健闘した。昨年12月の左膝手術から復帰した主将の田中琴乃(日女体大)は「メダルも届かない距離ではない。今はメダルが目標と素直に言える」と、五輪新体操で日本初の表彰台へ意気込みを示した。

 団体は5人で行うため、現在7人のメンバーを絞り込む。この日は7人が交代で演技した。17歳の三浦莉奈(ウーマンズク)は「五輪に出られるかの瀬戸際。人一倍、メンバーに残りたいという気持ちは強い」と話した。

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2012年3月23日のニュース