嘉風、千代の国が休場 土佐豊も負傷、休場6人

[ 2012年3月23日 11:04 ]

 大相撲の西前頭2枚目の嘉風(30)=本名大西雅継、大分県出身、尾車部屋、東前頭8枚目の千代の国(21)=本名沢田憲輝、三重県出身、九重部屋、西十両2枚目の土佐豊(27)=本名森下祐哉、高知県出身、時津風部屋=が、いずれもけがのため春場所13日目の23日から休場した。

 嘉風は12日目の栃ノ心戦で右すねを負傷。「右前脛骨筋挫傷で全治約1週間」との診断書を日本相撲協会に提出した。休場は2005年名古屋場所以来2度目。13日目の対戦相手、小結栃煌山は不戦勝。

 11日目の隆の山戦で右肩を痛めていた千代の国は「右肩関節亜脱臼で約3週間の安静加療を要する」と診断された。休場は2場所連続6度目。13日目の対戦相手、栃ノ心は不戦勝。今場所の幕内の休場者は嘉風と千代の国が初めて。

 12日目の皇風戦で敗れた際に古傷の左膝を痛めた土佐豊は「左膝関節捻挫、左膝外側半月板損傷で約4週間の休業、安静、通院加療を要す」との診断書を出した。休場は昨年名古屋場所以来で2度目。13日目の対戦相手、高見盛は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は計6人となった。

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2012年3月23日のニュース