日馬富士、強烈な左張り手で稀勢の里を“KO”

[ 2012年1月21日 19:29 ]

大相撲初場所14日目

(1月21日 両国国技館)
 日馬富士の強烈な左張り手が右こめかみ付近を直撃し、稀勢の里は脳振とうを起こしたのか膝から崩れた。

 日馬富士は「ライバル同士。激しい張り合いになると思った」と熱戦を振り返る。報道陣に「大丈夫なの」と逆質問。「好きな相手だから、けがしたら面白くない。けがをさせるつもりで相撲を取っているわけじゃない」と勝った喜びも半減した様子だった。

 稀勢の里は歩いて土俵を下りた。支度部屋では「うーん」とうなりながら言葉少な。「大丈夫です」と声を絞りだした。

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2012年1月21日のニュース