千代大龍 新十両での優勝に「出来過ぎです」

[ 2012年1月21日 17:20 ]

 大相撲初場所14日目の21日、十両で千代大龍(東京都出身、九重部屋)が12勝目を挙げ、昨年九州場所の勢に続いて新十両での優勝を果たした。2場所連続で新十両が優勝するのは1997年九州場所の若の里、98年初場所の金開山以来。

 千代大龍は栃乃洋を押し出し、ただ一人3敗で追っていた双大竜が敗れたため優勝が決まった。

 ◇千代大龍(ちよたいりゅう=本名明月院秀政)西13枚目、東京都荒川区出身、九重部屋。日体大から11年技量審査場所に幕下15枚目格付け出しで初土俵。今場所が新十両。得意は突き、押し。180センチ、160キロ。23歳。
 
 ▼千代大龍の話 正直、うれしい。前半に8勝できたのが大きかった。2敗した後も本来の相撲ができた。新十両での優勝は考えていなかった。出来過ぎです。賞金は全額、親に渡したい。

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2012年1月21日のニュース