デンソー　逆転で初の決勝！高田は３２点の活躍

全日本総合選手権第７日・準決勝 デンソー７２―６７トヨタ自動車

（1月7日 国立代々木競技場）
　バスケットボールの全日本総合選手権第７日、男女の準決勝が行われ、女子はデンソーがトヨタ自動車を７２―６７で下して、初の決勝進出を決めた。ＪＸはシャンソン化粧品に６８―４１で快勝し、４連覇に王手をかけた。男子は５連覇の懸かるアイシンと５年ぶりの優勝を狙うトヨタ自動車が決勝に進んだ。

　デンソーは６点リードされて迎えた第４Ｑに、トヨタ自動車の攻撃を９点に抑えて逆転勝ちした。両チーム最多３２得点の日本代表のセンター高田は「素直にうれしいの言葉しかない」と笑顔。８月の五輪アジア予選で左眼窩（がんか）底骨折した大庭はゴーグルをつけて今大会から復帰し、この日は３点シュートを６本中５本成功。初の決勝へ向け「走ることと外からのシュートで貢献したい」と意欲を見せた。