元栃東・玉ノ井親方の額は福島県柳津町に寄贈

[ 2012年1月8日 06:00 ]

 7日、最後の日本人の優勝額として取り外された玉ノ井親方(元大関・栃東)の額は親方にゆかりのある福島県柳津町の観光協会に寄贈された。

 同親方は通算3度の優勝を誇り、過去の2枚は実父で先代師匠(元関脇・栃東)の出身地、福島県相馬市と部屋のある東京都足立区に寄贈している。現役時代は当時、絶頂期だった朝青龍の“天敵”として活躍。外国人力士相手には「とにかく気合負けしないこと」を強調していた。撤去の印象を問われると「外されることは期限が決まっているので寂しくはないが、6年近く日本人が優勝していないことは寂しいね」と複雑な表情。日本人Vを目指す後輩には「もっと土俵で強い気持ちで頑張ってほしい」とエールを送った。

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2012年1月8日のニュース