石川が8強、福原は惜敗 前回V水谷も初戦敗退

[ 2011年11月25日 10:00 ]

 卓球のロンドン五輪テスト大会を兼ねたプロツアーのグランドファイナルは24日、ロンドンで開幕し、女子シングルス1回戦で世界ランキング7位の石川佳純(全農)は同16位のウ・ジャドゥ(ドイツ)に4―1で勝ち、日本勢でただ1人ベスト8に入った。福原愛(ANA)は元世界女王の郭躍(中国)に3―4で惜敗。平野早矢香(ミキハウス)も敗退した。

 男子シングルスで前回優勝の水谷隼(明大)は格下の荘智淵(台湾)に3―4で競り負け、岸川聖也(スヴェンソン)も世界王者の張継科(中国)に2―4で敗れた。

 今大会はプロツアーのランク上位選手らが出場している。

 U―21(21歳以下)女子シングルスで、石川は1次リーグ1組を3戦全勝の1位で通過して4強入り。同2組の田代早紀(日本生命)と森薗美咲(日立化成)はともに1勝2敗で敗退した。

 ▼田代早紀の話 2試合目の逆転負けが頭にあって、最後まで気持ちを切り替えられなかった。五輪の会場でできて、自分も出たいという気持ちが出てきた。

 ▼森薗美咲の話 思うようなプレーができなかった。五輪の会場でプレーできてすごくうれしい。次の五輪(16年リオデジャネイロ)に出ることが目標。(共同)

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2011年11月25日のニュース