松山まさかの最下位発進…遼くんと同組で気負い？

＜カシオワールドオープンゴルフトーナメント＞初日の４番、ティーショットを放った後、考え込む松山

男子ゴルフツアーカシオ・ワールドオープン第１日

（11月24日 高知県芸西村Ｋｏｃｈｉ黒潮カントリークラブ＝７２８０ヤード、パー７２）
　松山はまさかの最下位スタートとなった。出だしの１０番でバーディーを奪ったが、第１打を右に曲げてＯＢとした１２番でダブルボギーを叩くと流れが悪くなった。

　その後は４連続ボギーあり、３連続ボギーありと後退を続けて９オーバー。ツアー自己ワーストの８１に「ショットもアプローチもパターも全部悪くないとこんなスコアにはならない。自分のプレーが思うようにできなかった」と肩を落とした。

　三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズでツアー初優勝、前日にはアマチュアの全日本大学・高校対抗戦にも勝って明徳義塾高時代に過ごした高知に凱旋。ファンの期待が大きい上に、ライバルの石川と同組だったことで、東北福祉大の阿部監督は「力が入っていた」と気負いを指摘した。予選通過ラインとは７打差あるが、「挽回できるように一生懸命頑張りたい」と巻き返しを誓った。