小平4位、及川は5位…男女500メートルで表彰台逃す

[ 2011年11月25日 20:26 ]

女子500メートルで、3位と0秒01差の4位になった小平奈緒

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)第2戦、アスタナ大会は25日、カザフスタンのアスタナで開幕し、女子500メートルは38秒23で滑った小平奈緒(相沢病院)の4位が日本勢最高だった。辻麻希(十六銀行)が38秒24で5位に入り、バンクーバー冬季五輪金メダリストの李相花(韓国)が37秒78で制した。

 男子500メートルは及川佑(大和ハウス)が35秒13で5位。五輪王者の牟太?(韓国)が34秒89でW杯初優勝を果たし、2連勝を狙った加藤条治が35秒22で9位、長島圭一郎(以上日本電産サンキョー)が18位だった。

 女子3000メートルはマルティナ・サブリコバ(チェコ)が4分3秒28で第1戦に続いて2連勝し、穂積雅子(ダイチ)は4分8秒19で7位だった。

 ▼小平奈緒の話 体調も良くなり、いい感覚で世界と戦えそうという雰囲気はつかめた。カーブでバランスを崩さなければ上位と接戦だった。しっかり氷は捉えることができた。

 ▼及川佑の話 体の動きでいえば悪かった。それが全体にも影響してミスも出てしまった。ただこの感じで5番なので、次が楽しみ。

 ▼穂積雅子の話 後半戦に照準を合わせている。リハビリしながら練習を積んでいきたい。調子は良くなってきているので、弱点を克服できるように頑張りたい。

 ▼加藤条治の話 途中からバタバタした動きになった。フォームになっていなかった。もっと体が動くと思ったが、下手で疲れてしまった。

 ▼辻麻希の話 ウォルフに焦らず食らい付いていくことと、滑りが小さくならないように心掛けた。最初のカーブ以外は思った通りのレースができた。

 ▼長島圭一郎の話 100メートルの勢いだけで滑っている感じだった。しっくりこないどころではない。何が原因か分からない。(共同)

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