古閑“イケメン”ゲット!新恋人と今季初V狙う

[ 2011年10月18日 06:00 ]

「ゼクシオセブン」記者発表会に参加し、クラブについて話す古閑

 賞金総額1億2300万円のビッグトーナメント、スポニチ主催マスターズGCレディースは21日に兵庫・マスターズゴルフ倶楽部で開幕する。今季限りでの引退を表明している古閑美保(29=京セラミタ)は17日、新たな“イケメン”をゲット。新クラブとともに過去2勝と相性の良い大会で今季初優勝に挑む。

 都内で行われた会見で古閑が“イケメンの新恋人”について語った。「顔がハンサム。ハンサム好きの私はもう離れられない」――。といってもこれはクラブの話。契約するSRIスポーツの「ゼクシオセブン」発表会で、新ドライバーのヘッドの形状が自身の好みであることをいかにも古閑らしい言い回しで表現して笑いを誘った。

 新ドライバーはヘッドスピードがアップするよう設計され、従来のモデルよりも飛距離が出るという。古閑は「振りやすいし、構えた時に安心感がある。スイートスポットも広いし、球も上がりやすい。ヘッドスピードも上がっている。でも、やっぱり顔かな」と期待を寄せた。

 今季限りでの引退を発表してから今週のマスターズGCレディースで3試合目。過去2試合は24位、31位と続いているが、今週は06年と07年に連覇を達成している相性の良い大会。18日にコースで新クラブのテストを行い、感触が良ければまさに残りの現役生活の“最終兵器”として今大会から投入する予定だ。

 SRIスポーツの野尻恭社長は「引退は残念でならないですが、今季だってまだまだやってくれるはず。来季について今後、話し合うことになりますが、可能な限りサポートしたい」とジュニア育成などに意欲を燃やす古閑に対して来年以降も支援の継続を検討する考えを示した。

 周囲の期待は引退を決意した今も大きい。残り4試合で勝てば、最終戦のLPGAツアー選手権リコーカップの出場権も獲得できる。“イケメン”とともに戦うマスターズGCレディースで古閑がもうひと花を咲かすことができるか。

続きを表示

この記事のフォト

2011年10月18日のニュース