錦織、日本男子史上最高30位「大きな一歩踏み出せた」

[ 2011年10月18日 06:00 ]

 男子テニスの最新世界ランキングが17日に発表され、前週47位の錦織圭(21=ソニー)が日本男子の史上最高位を更新する30位に急浮上した。5月に松岡修造氏と並ぶ日本男子最高の46位となっていた錦織は16日までのマスターズ上海大会で4強入りし、順位を上げた。

 拠点の米国へ出発する前に中国・上海で取材陣に対応した錦織は「大きな一歩を踏み出せた。ツアーでの優勝を今年の目標にしている」と話した。このままいけば4大大会でシード選手(32人)になり、2回戦まで強豪選手と対戦を避けられる利点を得る。

 今後はスイス室内(31日開幕)とマスターズ・パリ大会(11月7日開幕)にエントリーし、11月20日の慈善イベント(有明)参加のため帰国する。松岡氏は「ここからが本当の勝負。世界トップ10、4大大会で優勝するため課題の体力を鍛え、より覚悟を決めて頑張ってほしい」とエールを送った。

 ◆CM出演 ユニクロは17日、スポンサー契約をしている錦織圭がダウンジャケット「新ウルトラライトダウン」のCMに登場すると発表した。24日から放送される。錦織のCM出演は「ゲータレード」(サントリー)に続いて2社目。

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2011年10月18日のニュース