ロンドン五輪の選手団長 柔道の上村氏が有力候補

[ 2011年7月26日 20:25 ]

 ロンドン五輪の日本選手団団長として、日本オリンピック委員会(JOC)選手強化本部長で全日本柔道連盟会長の上村春樹氏(60)が有力候補になっていることが26日、関係者の話で分かった。今後人選を固め、9月の理事会で決定する。

 夏季五輪の団長はJOC会長が務めることが多く、今回も竹田恒和会長を推す声があるが、同会長は東京都が再挑戦する2020年夏季五輪招致に重点を置く方針という。08年北京五輪は当時選手強化本部長だった福田富昭副会長が団長で、JOC関係者は「上村氏を軸に調整中」と話した。

 上村氏は1976年モントリオール五輪の柔道無差別級で金メダルを獲得し、柔道の総本山、講道館館長も務める。09年からJOCで強化の指揮を執る選手強化本部長となり、北京五輪は総監督だった。

続きを表示

2011年7月26日のニュース