東コースの松田&秋元 西は中原がトップ通過

[ 2011年7月20日 06:00 ]

第42回日本社会人ゴルフ選手権関東予選神奈川会場

(7月19日 神奈川・相模原GC=東コース6722ヤード、西コース6704ヤード、いずれもパー72)
 大型台風6号の影響による悪天候の中、東コースは松田永基(37)と秋元一男(32)がともに74、西コースはシニアの中原正人(63)が75で回り、トップ通過を果たした。東西両コースとも上位20人が関東決勝大会(8月31日、神奈川・箱根CC)の出場権を獲得した。

 ≪“王者”の意地見せた≫開催コース相模原GCで3度のクラブチャンピオンに輝いた秋元が意地を見せた。「なでしこジャパンの応援で寝不足で…」と言いながら、上がりの8、9番で連続バーディーを奪い、先に74で上がった松田をとらえた。東コースのメダリストを分け合った松田には、08年関東決勝大会でプレーオフの末に敗れ、同年の全国大会ではともに3位。今年の関東大会も08年と同じ箱根CC。「今度こそ優勝で全国へ行きたい」とリベンジに燃えていた。

 ≪中原“出来過ぎ”75≫西コースは09年全国大会シニアの部3位の実力者・中原が3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75でまとめた。「出来すぎでしょ」と謙遜するが、熟練の読みと技でコースを攻略。前半はマッチング・スコアカード方式による順位決定を意識し慎重にプレーしてパープレーで折り返し、天候が悪化した後半のアウトは39と我慢のゴルフ。昨年は全国シードを持ちながら日程が合わず出場を断念した。関東決勝大会へ向け「多くは望まないよ。最善を尽くすだけ」と余裕を見せた。

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2011年7月20日のニュース