同郷の“後継者”琴奨菊 把瑠都下し、大関へ前進

[ 2011年7月20日 06:00 ]

大相撲名古屋場所10日目

(7月19日 愛知県体育館)
 魁皇と同じ福岡県出身で後釜と期待される関脇・琴奨菊が大関獲りに前進した。右下手投げで大関・把瑠都を1回転させて「重かったわ~」と目を糸のように細くして8勝目を喜んだ。

 取組前にトイレで玉ノ井親方(元大関・栃東)に会い「自分の形になったら強いんだから自信を持っていけ」と声をかけられ、緊張がほぐれたという。11日目は白鵬戦。「自信を持っていけるかどうかだけ」。白星で郷土の先輩の後を継ぐ意志を示す覚悟だ。

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2011年7月20日のニュース