空手部顧問が生徒殴る 高校総体優勝3度の強豪

[ 2011年6月15日 19:21 ]

 東北工大高(仙台市)は15日、空手部の練習中に部員の男子生徒3人を殴り、うち1人にけがをさせたとして、同部顧問の男性教諭(41)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 同校の空手部は全国高校総体で3度優勝した強豪で、今年夏の大会にも36年連続で出場が決まっている。

 同校によると、教諭は5月23日午後、練習中だった部員3人を素手で殴った。教諭は「気合が入っていなかったため」と話しているという。

 久力誠校長は「(教諭には)歴史を途絶えさせられないというプレッシャーがあったと思うが、行き過ぎた指導だった」と話した。

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2011年6月15日のニュース