元星風に八百長問題の仮処分で給与仮払いへ

[ 2011年6月15日 18:25 ]

 八百長関与認定による引退勧告を拒否し、日本相撲協会を解雇された元十両星風のボルド・アマラメンデ氏(27)=モンゴル出身=が力士としての地位保全と給与の仮払いを求めた仮処分申し立ての審尋が15日、東京地裁で行われ、22日の次回の審尋で和解が成立する方向となった。

 15日に地裁から提示された和解案の内容について、同氏の代理人の北村晴男弁護士は「皆さんが想像されるのとあまり変わらないと思う」と話した。9日に和解した元幕内蒼国来と同様、相撲協会と給与の仮払いで和解し、本訴を起こして潔白を主張するとみられる。

 審尋に同席したアマラメンデ氏は「早く土俵に戻るのが一番の夢」と話した。相撲協会側の代理人は「お話しすることはできません」と述べた。

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2011年6月15日のニュース