カド番・琴欧洲、陥落危機…申し合い稽古を回避

[ 2011年6月15日 06:00 ]

 名古屋場所(7月10日初日)をカド番で迎える大関・琴欧洲が大関陥落のピンチに立たされた。

 右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷などで全治3週間と診断されて5月の技量審査場所を途中休場したが、診断から約4週間経過した14日の朝稽古では申し合い稽古を回避。腕立て伏せなどで軽く汗を流した琴欧洲は「(状態は)普通」と話したが、師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は「稽古場には毎日降りてきているけど、まだ申し合いはできない」と心配顔だった。

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2011年6月15日のニュース