遼 基本貫く「すべてのホールでバーディー狙いたい」

[ 2011年6月15日 09:19 ]

練習ラウンドでティーショットを放つ石川遼

 男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米オープン選手権(16日開幕)に向け、石川遼が14日、米メリーランド州ベセスダのコングレッショナルCC(7574ヤード、パー71)で藤田寛之と同組で練習ラウンドを行い、入念にグリーン周りを確認した。

 初めて18ホールを通して回ったという石川遼は「優勝がオーバーパーになるほど難しいコースではない。アウトは(パー4でも距離が)短いホールがあり、インはアップダウンが激しい。アウトでいかにバーディーを取れるか」と分析。

 後半にショットが乱れ、ラフからのアプローチミスもあったが、メジャー特有の深いラフ対策については「気持ちの切り替えが大事」と話し、球が入った場合についても「欲張ってもいいことはまったくない。踏ん切りをつけてパーを取りにいく」と冷静に語った。

 攻撃的なゴルフを持ち味とする石川だけに「すべてのホールでバーディーは狙いたい」と基本方針は貫くことを強調した。 (共同)

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2011年6月15日のニュース