“元祖カー娘”小笠原ら始動で「群雄割拠」に

[ 2011年6月15日 06:00 ]

 【国内展望】 国内の女子カーリングは群雄割拠の時代を迎えている。今季の日本協会の強化指定チームはAの中部電力、Bのチーム青森と、ジュニアながらシニアと互角の力を秘める札幌国際大の3チーム。だが、2月の日本選手権で3位に入ったロコ・ソラーレ北見も実力は紙一重。

 また、今季からはソルトレークシティー、トリノで五輪代表だった小笠原(旧姓小野寺)歩、船山(旧姓林)弓枝を中心とした道銀フォルティウスも本格的に活動を開始する予定だ。

 これにより、国内のレベルアップが一気に進むとみた日本協会は、ルールを一部変更し、パシフィック選手権で世界選手権切符を獲得したチームへの優遇措置を廃止。あくまで日本選手権優勝チームを世界選手権に送り出す方針を固めている。なお、ソチ五輪の出場権は、来年と再来年の世界選手権の両大会の順位を数値化し、上位7カ国に与えられる。

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