焦りあったけど…スキップ藤沢「練習は充実」

[ 2011年6月15日 06:00 ]

中部電力カーリング部練習公開

 ジュニア時代から日本代表として活躍し、昨季日本一チームのスキップとなった藤沢は「今までは(年明けの)日本選手権を目標としてきたので、11月のパシフィック選手権までの準備期間が短く、焦りもあったけど、練習は充実している」と冷静に分析。オフシーズンの課題として「下半身の強化。連戦になると疲れも出てくるので、安定したプレーをしたい」と目標を掲げた。

 <強力ゲーム運びの鍵は佐藤&清水>長岡コーチが掲げた「男子並みのパワフルなゲーム運び」の鍵を握るのは、リードの佐藤とセカンド清水のスイープ力。チーム最長身1メートル63の清水は今オフのトレーニングでベンチプレス52・5キロと、昨季より10キロ近くアップ。清水は「今はセカンドを極めたい。世界に通用するスイープを」と意欲を見せ、佐藤も「リードはシンプルなショットを正確に投げることが大事。全身を使ったスイープはもちろん、いつも冷静なショットを心掛けたい」と話した。

 <4月入社の松村「緊張ない」>今年4月に中部電力に入社し、5番目の選手としてチームに加わった松村だが、地元が軽井沢でほとんどのメンバーは旧知とあって「緊張もなく、チームに溶け込めている」とリラックスした様子。クラブチーム「TOM BOY」でスキップを務めていた18歳は「元気だけは負けたくないし、私がレベルアップして切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」とポジション獲りにも意欲的だった。

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2011年6月15日のニュース