栃ノ心&魁聖 対照的な内容で1敗守る

[ 2011年5月18日 19:26 ]

大相撲技量審査場所11日目

(5月18日 両国国技館)
 平幕の2人が1敗を守ったが、相撲内容は対照的だった。

 ブラジル出身で新入幕の魁聖は嘉風を一気に突き出した。10日目の初黒星を吹き飛ばす快勝に「いつも通りにいったら手が伸びた」とほおを緩めた。白星を2桁に乗せ「こんなに勝てるとは思わなかった。勝っているのは自信になっているけど、気楽に取っている」と好調の要因を挙げた。

 グルジア出身の栃ノ心は豊響に攻め込まれたが、左下手投げで勝ちを拾い「危なかった。軍配が上がってホッとした」。優勝争いについては「誰が何番(勝っている)かは見ていない」と、気にしていなかった。

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2011年5月18日のニュース