五輪3度出場の夏見円 第一線引退を発表

[ 2011年5月18日 18:21 ]

 JR北海道スキー部は18日、距離女子で冬季五輪に3度出場し、短距離のスプリント種目のエースとして活躍した夏見円(32)が競技の第一線を退き、今後は国内大会を中心に活動すると発表した。昨年のバンクーバー五輪30キロクラシカルで5位入賞を果たした石田正子(30)は練習環境の充実を図るため、夏までに海外に拠点を移す。

 ワールドカップ(W杯)で3位になった実績を持つ夏見について、同部は「長年海外で活躍し、一区切りついたと考えている」としている。石田は新たな拠点にイタリアかフランスを予定しており、JR北海道の関連会社、札新開発を5月末で退社する。JR北海道とスポンサー契約を結ぶため、所属を変更しない。

 3月の世界選手権の男子40キロリレーで五輪、世界選手権のリレー種目で日本の過去最高となる6位に入ったメンバーの清水康平(22)が日大から新たに加わる。

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2011年5月18日のニュース