bj仙台、来季参戦に支障なし

[ 2011年5月18日 22:15 ]

 バスケットボール男子、bjリーグの阿部達也取締役は18日、東日本大震災でシーズン途中に活動を休止した仙台の今季の赤字が地元企業の厚意などで予想を下回る額にとどまり、来季のリーグ参戦に大きな支障はないとの見解を示した。同リーグは今月末までに来季の参戦を認めるかを審査する。

 仙台は震災後、試合ができず興行収入を失った。しかし、スポンサー料の返還や体育館のキャンセル料を免除される厚意を受け、来季に向けた資金繰りでは行政から融資を受けるめどが立ったという。阿部取締役は「(収支は)ほぼ、とんとんになる」と語った。

 この日の日本協会理事会にbjリーグ関係者として初めて出席した同取締役は、16チームある同リーグで「今季は半数以上のチームが黒字になる」との見通しを報告した。

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2011年5月18日のニュース