緩急自在 平野 “復興ウエア対決”制した

[ 2011年5月12日 09:07 ]

世界選手権個人戦第4日

(5月11日 オランダ・ロッテルダム)
 五輪切符は福原を上回る成績が最低条件の平野が、ベテランのトート(ハンガリー)を退けてガッツポーズ。4回戦に進み「緩急をつけ、(第3、第4ゲームを落として)追いつかれたところから立て直せた」と会心の試合運びを喜んだ。

 ハンガリーは東日本大震災の復興メッセージに賛同したチームで「WASURENAI 3・11」の文字が入ったウエアを着用。被災した宮城県の仙台育英高出の平野は、復興ウエア対決を制して「被災地の人のためにもいいプレーをしたいと思っている」と話した。(共同)

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2011年5月12日のニュース