往年の名ゴルファーに最後の別れ 遺灰はモクレンの根元に

[ 2011年5月12日 09:05 ]

 がん性脳腫瘍の合併症のため7日に54歳で死去した往年の名ゴルファー、セベ・バレステロス氏の告別式が11日、スペイン北部の出身地ペドレニャの教会で営まれ、AP通信によると、約400人の参列者のほか、教会の周囲にも約1000人が詰め掛けて最後の別れを告げた。式の後、遺灰は自宅のモクレンの根元にまかれた。

 教会への葬列にはニック・ファルド(英国)ホセマリア・オラサバル(スペイン)ら名選手も参加。メジャー大会で5勝し、欧州ツアーで50勝を挙げたバレステロス氏が、ゴルフを覚えた時に手にした3番アイアンを持った少年少女とともに、バグパイプの調べで行進した。

 米国と欧州の対抗戦、ライダーカップでも活躍した故人を、ファルドは「欧州のゴルフは彼に大きな恩がある。考えられる最高のリーダーだった」とたたえた。(共同)

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2011年5月12日のニュース