携帯電話解析終了 新たな八百長関与力士なし

[ 2011年5月12日 06:00 ]

 大相撲の八百長問題の解明を目指す特別調査委員会(座長=伊藤滋・早大特命教授)は11日、両国国技館で会合を開き、八百長認定された力士から提出された3台の携帯電話の解析結果についての報告を行った。

 会合後に対応した伊藤座長は「(携帯電話の)解析は終わった。解析結果から(新たに)八百長をうかがわせるものはなかった。力士、協会員の名前は出なかった」と新たな関与力士の特定には至らなかったことを説明した。これで、八百長問題の調査は事実上終了。今後は18日の会合で最終答申をまとめ、26日の理事会に提出することになる。

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2011年5月12日のニュース