キンクミ復活の陰に名キャディー「形にはまっていたのを取り外した」

[ 2011年4月25日 09:52 ]

<フジサンンケイレディース最終日>18番、ティーショットを放つ金田
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女子ゴルフツアーフジサンケイ・レディース最終日

(4月24日 静岡県伊東市の川奈ホテルゴルフコース富士コース=6464ヤード、パー72)
 プロ3年目の金田久美子(21=レプロエンタテインメント)が涙の初優勝を飾った。

 推薦で8試合しか出場できなかった昨季は復活への1年と捉えた。12歳の時からキャディーを務める橋本道七三さん(45)は「子供の時は考えなくてもスコアが出たのに、プロになって神経質になりすぎた。去年は形にはまっていたのを取り外した」と好きなように打たせたという。

 天才と言われたのは持って生まれたアプローチとパットの感性。この日は15番の5メートルの下りのバーディーパットなど、金田は打つ前から「入ると思った」というほどだった。1年間トレーニングを続けたことで体力もアップ。「ショットがぶれなくなった」ことも最終日のチャージにつながった。

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