大関昇進へ、猛稽古続ける稀勢の里「いい相撲を取ることだけ」

[ 2011年4月25日 18:33 ]

 大関昇進を目指す関脇稀勢の里は、番付発表がなかった25日も猛稽古をこなした。

 千葉県松戸市の鳴戸部屋で幕内若の里らと約30番。土俵の外ではバーベルを使って体を鍛えた。春場所が中止された3月も日曜日以外は稽古をたっぷりと積んでおり「ここまで長かったけど、スタミナがついた。3カ月前とは変わってきた」と手応えを口にする。

 異例の技量審査場所だが、形式は本場所と変わらない。2場所連続10勝の24歳は「いよいよですね。いつもと雰囲気が違うけど、気合を入れていく。いい相撲を取ることだけを考えていれば、結果は後からついてくる」と威勢が良かった。

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2011年4月25日のニュース