織田 フリーはノーミス!パパ初戦は逆転V

[ 2010年10月12日 06:00 ]

表彰台で笑顔を見せる逆転優勝の織田信成(中)。左は2位の町田樹

 フィギュアスケートの近畿選手権最終日は11日、滋賀県立アイスアリーナで行われ、バンクーバー五輪男子7位の織田信成(23=関大)がフリー1位の160・07点をマーク。合計を224・34点とし、SP2位から逆転優勝を飾った。

 前日のSPでは関大の後輩・町田に2・75点差をつけられたが、この日は冒頭の4回転トーループを完ぺきに決めて、ジャンプはノーミス。09年3月の世界選手権以来となる大技成功に、「感触は良かったんで、決まって良かった」と充実の汗をぬぐった。今月1日に長男・信太朗くんが誕生。パパ初戦を逆転で飾り、試合後は「早く家に帰りたい。好きな人が家で待ってたら早く帰りたくないですか?」と妻子が待つ自宅へ急いだ。今後は29日開幕のGPシリーズ・スケートカナダに参戦。「焦らずに一つ一つ目標をこなしていきたい」。天下統一へ着実に歩を進めていく。

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2010年10月12日のニュース