白鵬 滝川市の名誉市民プランが浮上

[ 2010年10月12日 06:00 ]

収穫された白鵬米を贈呈された横綱・白鵬(中央)と滝川市関係者

 北海道滝川市の観光大使を務める大相撲の横綱・白鵬(25)が、同市の名誉市民になるプランが浮上した。

 白鵬は13年6月まで観光大使を委嘱されており、田村弘市長は「決定権は議会にあるが、任期が切れる3年後にでも(名誉市民を)贈りたい気持ちはある」と明かした。白鵬はこの日、滝川市内で行われた「白鵬米贈呈式」に参加。同市は6月に道産品種「ななつぼし」を「白鵬米」として入植し、9月に約600キロを収穫した。式典で新米を食した横綱は「とても粘りがある」と感想を口にし、母国モンゴルのほかに、相撲教習所にも贈呈することを発表した。白鵬米は来年以降も作付けされ、最終的にはモンゴルでの栽培を目指す。

 ≪羊の「まいちゃん」愛称募集≫滝川市は11日、横綱・白鵬に贈呈した羊「まいちゃん」(仮称、雌1歳)の愛称を公募すると発表した。期間は11月30日まで。採用者には豪華賞品と白鵬グッズが贈られる。白鵬も「とてもかわいいし、みんなに愛されてほしい」と話した。応募方法は、はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記し、〒073―0031、滝川市栄町3の9の2、スマイルビル内、たきかわ観光協会「横綱の羊・愛称募集」係まで。

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2010年10月12日のニュース