豊田自動織機 4強入り決めた

[ 2010年10月12日 06:00 ]

 日本女子ソフトボールリーグ(スポニチ後援)は11日、3会場で6試合が行われ、既に決勝トーナメント進出を決めているトヨタ自動車とルネサスエレクトロニクス高崎がともに勝ち、14勝目を挙げた豊田自動織機が4強入りを決めた。決勝トーナメントの残る1枠は12勝の日立ソフトウェアと11勝のデンソーの争いとなった。

 <豊田自動織機 17年連続決勝T進出決定>【豊田自動織機8-1シオノギ製薬】シオノギ製薬を投打で圧倒。3試合を残して17年連続決勝トーナメント進出を決めた。初回内野陣が乱れて先制点を許したが、すぐにトッピング、小柳の適時打で逆転。新人ながらチームトップの12打点目を叩き出した小柳は「先に点を取られていたので、初回でも一気に引き離したかった」ととしてやったり。逆転してからは一方的な展開となった。試合後のベンチは、6回に代打でバースデーアーチをかけた河内を祝う“カワチコール”で沸き返っていた。

 <デンソー 逆転サヨナラ勝ちで決勝Tに望み>【デンソー3-2ホンダ】逆転サヨナラ勝ちで決勝トーナメント進出に望みをつないだ。タイブレーカーに入り1点リードされた8回裏無死二、三塁、5回の満塁機に凡退していた永吉が勝負を決めた。「どうしても自分で決めたかった。中途半端なスイングだけはしないで、思い切りよく振ろうと思っていた」。廃部になったレオパレス21から移籍してきたが期待通りの働きができずに苦しんでいただけに「モヤモヤを吹き飛ばせた」と涙ぐむ殊勲打となった。

続きを表示

2010年10月12日のニュース