佐々木 箱根の雪辱!39秒縮める区間新

[ 2010年10月12日 06:00 ]

大会新記録で14年ぶり2度目の優勝を果たし、喜ぶ早大の選手ら

 【出雲全日本大学選抜駅伝】早大の佐々木寛文(2年)が4区(6・2キロ)で17分54秒の区間新をマークした。

 川上遼平(東洋大)の区間最高記録を一気に39秒も更新。「守らず攻めようと思っていた。昨年は1秒差で(区間賞を)逃したのでよかった」と笑顔を見せた。
 今季にかける思いは人一倍強い。長野・佐久長聖高時代に都大路を制し、黄金ルーキーとして期待されたが、今年1月の箱根では新型インフルエンザにかかって、5区を走る予定を直前でキャンセル。急きょ5区に回った八木がブレーキとなり、7位惨敗の要因となった。それだけに「昨年はみんなに迷惑をかけたので、責任を果たしたかった」と胸をなで下ろした。
 同じ2年生の平賀が6区で区間トップとなり、2、3年生4人で区間賞を獲得。佐々木は「今年は狙って勝てた。エースと呼ばれる選手はいないかもしれないけれど、チームの力は上がっている」と胸を張った。

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2010年10月12日のニュース