史上7人目!ナダルが生涯グランドスラム達成

[ 2010年9月14日 11:14 ]

全米オープン男子シングルスで初優勝し、グランドスラム(四大大会全制覇)を達成したラファエル・ナダル

 テニスの四大大会今季最終戦、全米オープンは13日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス決勝は第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6―4、5―7、6―4、6―2で下して初優勝を果たし、史上7人目の生涯グランドスラム(四大大会全制覇)を達成した。

 24歳での達成は史上3番目の若さで、ナダルは全仏オープン、ウィンブルドン選手権に続いて今季四大大会3勝目を挙げた。通算では歴代7位の9勝目となった。優勝賞金は170万ドル(約1億4300万円)。

 第2セット途中に降雨で約2時間の中断があった。ナダルは集中力を切らさずに激しいラリー戦を制し、第3、第4セットを連取した。

 女子ダブルス決勝は、バニア・キング(米国)ヤロスラワ・シュウェドワ(カザフスタン)組がリーゼル・フーバー(米国)ナディア・ペトロワ(ロシア)組を2―6、6―4、7―6で下してウィンブルドン選手権に続いて優勝した。

 ▼ラファエル・ナダルの話 素晴らしい気分。全米で一番いい試合ができた。生涯グランドスラムは自分にとって夢だった。信じられない。全米を勝つのは難しい。軟らかいボールにハードコート。サーブが結果を変えた。(次の目標は)向上して、よりよい選手になることだ。(共同)

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2010年9月14日のニュース