田知本は初出場で銅!打倒・杉本を明言

[ 2010年9月14日 06:00 ]

女子無差別級3位決定戦で、韓国選手を破った田知本愛(上)

 【柔道世界選手権女子無差別級】初出場で銅メダルの田知本は「自分はまだまだと実感した」と話した。

 東海大4年生で同年代では敵なしのホープだが、準々決勝で敗れ、敗者復活戦を勝ち上がった。大学の先輩・塚田の国際大会引退表明と、同じ東海大柔道部の妹・遥からの手紙に奮起。初日にライバルの杉本が78キロ超級で優勝したことも「凄い刺激になった」と言う。「もっと練習して杉本さんを倒したい」と話していた。

 ≪緒方&佐藤は無差別級の壁に涙≫ともに78キロ級が主戦場の若手は期待に応えられなかった。9日の同級で銅メダルを獲得した緒方は3回戦で敗退。「力が強いって言われるけど、自分の力の小ささを感じた。ガツガツいくだけで、頭を使った柔道ができていない」と唇をかみしめた。代表最年少の18歳・佐藤は初戦の2回戦で右足を負傷して敗退。右ひざ前十字じん帯断裂の重傷で、痛すぎる世界デビューとなった。

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2010年9月14日のニュース