桂治 背水無差別級で銅!ロンドン目指す

[ 2010年9月14日 06:00 ]

鈴木(右)を破って優勝を決めた上川(左)は金メダルを胸に笑顔を見せる

 【柔道世界選手権男子無差別級】初日の100キロ超級で初戦負けした鈴木は、準決勝で上川に敗れて銅メダルだった。

 超級敗退後は「もう限界と思った」が「このままだと続ける気力が出ない」と無差別級の出場を直訴。「感謝しているので悔しい」とうつむいた。今後は「もういいと言われれば辞めるし、いけると言われれば続ける」と話したが、吉村強化委員長、篠原監督とも「銅の結果を出している。本人がやると言うなら続けさせる」と話しており、ロンドンを目指すことになりそうだ。

 ≪立山と高橋はメダルに届かず≫同学年コンビは金メダルに届かなかった。国士舘大で同級生だった立山と高橋は、ともにリネールに敗れた。3位決定戦を制して銅メダルを獲得した立山は「自分の実力が出せなかった。精神的な弱さが目立った」とガックリ。9日の100キロ超級で左ひざを痛めていた高橋は「痛みがないと言ったらウソになるけど、それを言い訳にしたくない。この負けをムダにしないように頑張りたい」と前を向いた。

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2010年9月14日のニュース