天皇賜杯&着物広告が秋場所から復活 

[ 2010年9月4日 06:00 ]

 日本相撲協会の放駒理事長(元大関・魁傑)は3日、優勝力士に対する天皇賜杯授与を秋場所で復活させると発表した。内閣総理大臣杯など外部の表彰も再開を目指し、計19団体に要請する。7月の名古屋場所は野球賭博問題などの不祥事で賜杯を自粛。外部の表彰も辞退していた。

 放駒理事長はこの日、宮内庁の羽毛田信吾長官を訪れて賜杯授与再開の意向を伝え、理解を得たという。賜杯がない名古屋場所の表彰式で涙を流した横綱・白鵬は「賜杯の授与が再開されると聞いて大変喜んでいます」とコメント。名古屋場所で呼び出しの着物広告を取りやめた全7社が、秋場所で再開させることも明らかになり、秋場所は限りなく通常通りに開催される。

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2010年9月4日のニュース