スロー新入幕の旭南海 白鵬の“お祝い”に感激

[ 2010年9月4日 18:21 ]

 野球賭博問題による謹慎者の大量降下を受け、西十両12枚目から一気に新入幕となった旭南海。史上2位の初土俵から所要105場所で昇進した32歳は、4日のけいこ総見で初々しかった。

 申し合いでは遠慮もあったのか、わずか2番。「十両とは雰囲気が全然違って緊張した」と苦笑い。最後のぶつかりげいこでは白鵬の胸を借り「横綱からのお祝いです。ありがたい」。記念の場所に向け「たまたま幕内に上がったようなものなので一生懸命頑張るだけ」と、どこまでも無欲だった。

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2010年9月4日のニュース