富田自己ベスト更新V!立石との一騎打ち制す

[ 2010年9月4日 06:00 ]

<日本学生選手権・男子100メートル平泳ぎ決勝>1分0秒60で優勝した冨田尚弥(手前)

 水泳の日本学生選手権第2日は3日、東京辰巳国際水泳場で行われ、競泳の男子100メートル平泳ぎで、アジア大会(11月、中国・広州)代表の冨田尚弥(21=中京大)が1分0秒60で初優勝した。8月のパンパシフィック選手権4位の立石諒(21=慶大)は1分0秒74の2位。男子200メートル背泳ぎでは入江陵介(20=近大)が3連覇したが、タイムは今季の自己ベストから1秒以上遅い1分56秒72だった。

 新鋭の冨田が同学年の実力者立石に競り勝ち「一騎打ちだと思っていた。冷静に行けた」と笑顔を見せた。今季から禁止されている高速水着で昨季出した自己ベストを、0秒44更新した。7月の代表合宿で、北島を育てた平井ヘッドコーチからアドバイスを受け、呼吸時の上半身の姿勢を改良。8月のパンパシフィック選手権で4位に入った200メートルを得意としているが、北島流の泳ぎを取り入れて100メートルでも力をつけた。

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2010年9月4日のニュース