JOC目標値と同じは無理…文科省が“要望”却下

[ 2010年8月24日 20:21 ]

 スポーツ基本法の制定を目指して文部科学省が今月下旬にまとめる「スポーツ立国戦略」で、五輪の目標メダル数は原案通りに「過去最多を上回る」と設定されることが24日、分かった。

 日本オリンピック委員会(JOC)は夏季五輪の金メダル数で世界3位などの目標を掲げており、これに合わせるよう要望したが、却下された。文科省幹部は「国の施策には責任が生じる。JOCの目標値と同じにするのは無理」と説明した。
 一方で選手強化が政府主導になることを懸念するJOCに配慮し「競技団体の統括団体としてJOCの自立性を尊重して支援する」との文言が加わるという。

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2010年8月24日のニュース