キム・ヨナ カナダ人コーチと決別…説明に食い違いも

[ 2010年8月24日 14:35 ]

キム・ヨナ(左)の側から「決別通知」を受けたブライアン・オーサー・コーチ=09年撮影

 バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナ(韓国)が、カナダ人のブライアン・オーサー・コーチと決別した。双方のマネジメント会社が24日、明らかにした。

 キム・ヨナのマネジメント会社によると、今年5月に他の選手からオーサー氏がコーチの打診を受けたとの話が浮上したことから関係が悪化。6月に入って事実上1人で練習をこなしていたが、今月23日に同氏からコーチを辞退するとの通知を受けたとしている。
 一方、オーサー氏のマネジメント会社も韓国現地法人を通じて経緯を説明。今月2日にカナダのトロントでキム・ヨナ側から「決別通知」を受け、理由の説明はなかったと異なる主張をしている。
 キム・ヨナは「五輪金メダルという大きな目標を、ともに成し遂げてくれた」、オーサー氏も「才能のあるスケーターと仕事ができて光栄に思う。これからも、より成長することを望む」とのコメントを発表した。
(共同)

続きを表示

2010年8月24日のニュース