ウッズ ゴタゴタが一段落 離婚は好影響?

[ 2010年8月24日 15:58 ]

 昨年11月から不倫スキャンダルにまみれていたゴルフのタイガー・ウッズ(米国)が23日、エリン夫人との離婚を発表した。複数の女性との関係を持つスーパースターの“裏の姿”が大きな話題を呼び、試合出場はことし4月まで自粛した。復帰後は優勝がないが、私生活でのゴタゴタが一段落することで、プレーには好影響があるかもしれない。

 復帰戦のマスターズ・トーナメント、全米オープン選手権で4位に入ったものの、強さはすっかり鳴りをひそめていた。不振の原因は実戦感覚の衰えだけではないだろう。「私生活こそが最優先課題。新しい家族の状況に適応するには、容易な状態ではなかった」との声明通り、離婚交渉が生活に影を落としていたことは明らかだ。記者会見でも離婚に関する質問をめぐって、ぎこちないムードになることもあった。
 成績不振で、26日に開幕する米ツアーのプレーオフには、ギリギリでの通過だった。プレーオフ2連覇を狙うウッズだが、成績次第では第2戦への進出も危ない状況で、今季最後の米ツアー出場となる可能性もある。(共同)

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2010年8月24日のニュース