力士、親方らのＴＶやイベント参加年内自粛

　相撲協会が力士、親方らのテレビ出演やイベント参加を、年内は全面自粛することが分かった。

　賭博問題発覚後に開催した名古屋場所では、天皇賜杯など優勝力士への外部表彰などを自粛。賜杯授与を行わなかったことは、２６日の横綱審議委員会でも批判された。それでも協会広報部は「年内は自粛することになるでしょう」と話した。
　８月１日には人気幕内力士が宮城県内でスポーツイベントに参加し、海岸で地元の少年らとゴミを拾う企画があったが、参加は認められなかった。相撲協会は「こういう時期というのも理由ですが、イベントなどで、知らないうちに反社会的勢力の人と納まっている写真を撮られる可能性もあるから」と、暴力団との接触を避けるのが目的であることも明かした。