相撲協会 賭博申告を再受け付けへ…質問を作り直し

[ 2010年6月23日 13:38 ]

 22日に開催された日本相撲協会の臨時評議員会で、賭博問題の特別調査委員会メンバーの弁護士から、14日に提出を締め切った賭博行為の上申書を再度受け付ける意向が伝えられていたことが23日、明らかになった。関係者によれば、上申書の質問内容を新たに作り直し、早ければ28日の名古屋場所番付発表後にも配布を開始するという。

 関係者によれば、評議員会では、野球などの賭博行為を認めて65人が提出した上申書に対し「どの程度の賭け事までを書くべきなのか」など、質問内容への説明を求める意見が噴出したという。上申書を提出せずに後から賭博行為が発覚した場合は、理事会で厳罰を下すとされている。

 また野球賭博関与が判明した幕内嘉風の師匠、尾車親方(元大関琴風)は23日、東京・両国国技館で「お騒がせしました」と謝罪。ただ「本人が上申したと伝えてきたが、中身は知るところじゃない。(野球賭博かは)はっきり分からない」と言葉を濁した。

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2010年6月23日のニュース